人生も後半になると関節が弱り、寝ている間は重力による危険にさらされていると考えてください。そこでまず、体に合った枕を使うことが必須です。マットも大事だとほとんどの方思っていらっしゃいますがそれは違うと思います。体を守る役割は圧倒的に枕です。枕さえ合えば、体を守るという意味ではマットの役割は低く、マット(ベッド・布団を含む)は堅めであるというだけで十文に95点以上はつけることができます。
別の言い方をすれば「枕が合わなければ、どんなマットもただの粗大ゴミです」。さらに別の言い方をすれば「マットだけ高い値段を出して買い替えても何の意味もありません」。
※ マットの考え方・どんなマットがいいかについてはまた別のページで説明します。
体を守る枕には2つのポイントがあります!
- 仰向け・左右横臥位の高さ、つまり真ん中・左右の高さがその人の高さにあっていること
- 寝返りが打ちやすい上面の構造・幅であること
1.左右、真ん中をその人に合った高さに保つということは下の絵のような状態にするです。

真ん中の位置(仰向け位)
個々の位置は呼吸の問題に絡んできます。人によって多少違いますがこの15度前後が気道が開き一番呼吸がしやすくなります。そのため無呼吸症候群やいびきが改善されます。

左右の位置(側臥位)
首周りの筋肉をリラックスさせるために背骨と首の骨がほぼ1直線、あるいは少し首が上がるくらいがベストです。95%の人が利き腕の側の枕の高さが高くなります。左右枕の高さは違うということです。それは上腕の筋肉の厚みが違うからです。
ちなみに右の写真は
アームレスリングの世界チャンピオンです。
腕の左右差、凄いでしょう(^_-)-☆

そしてその高さを保つためにはある程度の硬さが不可欠です。
しかし、この硬さを保つことがとても難題なのです。
確かに硬いと体にはいいのですがその反面、痛くて寝つきが不快になります。
そうなんです!
実は、寝具の2大目的である健康を守ると寝心地をよくするは反比例の関係にあったのです。これが枕を難しくしています。各メーカー苦労していると思います、多くの方が枕をいくら買ってもいい枕に当たらないという「枕難民」状態になっている理由なのです。
自慢ですが、この矛盾した難題を歯医者らしい世界初(ネット見ないので)の方法で解決したのがスマイル枕です。
2.①寝がえりしやすい枕の上部構造です。
丸太ならコロコロ転がりますが肩が飛び出し多分転がりにくくなります。そのために仰向けから側臥位に移動するところ(緑の矢印の部分)を高くしてあげる必要があるのです。そして左右は枕から落ちないように少し高くします。

2.②寝返りがしやすい幅です!
広さは女子なら55cm以上、男子なら60cm以上です。